今年も1学期の途中から、高学年昇降口付近にあった巣に、ツバメの親鳥がせわしなく出入りしていました。登校してきた子どもたちも上を見上げては、ちょこっとだけ見え隠れするヒナのくちばしを観察していました。それからどんどんとヒナは成長して大きくなり、8月5日に撮った写真では、巣に収まりきらないほどになっていました。巣立ちはもう間近です。
　そして今朝、巣を見たらヒナはもういませんでした。校庭の方に目を移すと、遠くの空でツバメの飛んでいる姿が見えました。つばさを目いっぱい広げて、喜びをかみしめていることでしょう。カラになってしまった巣を見ると少々さびしさを感じますが、ツバメの新たな門出を応援したい、と思った1日でした。