学校日記

春はあけぼの 1000年前から語り継がれたことば

公開日
2022/05/09
更新日
2022/05/09

学校日記

 春はあけぼの。やうやう(ようよう)白くなりゆく山ぎは(わ)、すこしあかりて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる。 きれいな朝焼けの日には、だんだん明るくなっていく東の空を見つめながら、自然とこのフレーズが体の奥底からわき出てきます。 「枕草子」は約1000年前に清少納言が心に感じたことを、自由に書き記した作品です。 1000年以上も前のことばにふれることの不思議。 昔の人々から代々受け継がれてきた日本語を大切に大切に未来の人々に受け継いでいきたいですね。 彼女(清少納言)が感じた「春」「夏」「秋」「冬」はどのようなものだったのでしょうか? 中学生にお姉さん、お兄さんがいる人は教えてもらってください。 授業中に、ある子が「清少納言」は「清〇少納言」って本当は言うらしいよと話をしていました。 さて、どうしてでしょうか? くわしく教えてもらおうと思います。 清少納言が使っていた「をかし」や「あはれ」と、現代の若者たちが使っている「バエル」や「エモル」の関係性について調べてみようとも思いました。